私は今までにカードローンを使ったことがありません。今回、初めて使うことを考えているんです。それが、スクーターを買う足しにしたいからなんです。足りないのはほんの少しなので、販売店でローンを組むほどでもないですし、それなら気軽にカードローンを使って用意しようと思ったのですが、初めてなのでどこから借りようか今迷っているところです。
借りるなら銀行が安全というイメージがあるのですが、本当にそうなのかどうかよくわかりませんし、最近では消費者金融もいろんなところがあるので、そういうところでもいいかなと思うんです。それで、銀行のカードローンのメリットを知りたいと思うんですが、教えてもらえますか。
銀行カードローンの一番のメリットは金利が抑えられることです
銀行と消費者金融、銀行の方が安全なイメージがあるのは、消費者金融の中には正規ではない業者が混ざっているからかもしれないわね。
消費者金融でも、正式に営業許可を取って営業しているところならどこから借り入れをしても全く問題は無いんだけど、中にそうでないところがあって選ぶのが難しいと感じることが不安につながるのかもしれないわ。だから、安全面ということで考えるなら名前が知れた消費者金融を使うのなら銀行と同じだと思っていいわ。
それでは、それ以外に銀行のメリットとなることは何かというと、金利が低く抑えられることなの。つまり、最終的に返すお金の額を少なくすることができるということね。もともと銀行って、カードローンやほかのローンなどで貸し出すお金の資金源がどこにあるのかというと、それは預金業務で預かったお金なのよね。
自分の銀行内で資金を賄うことができるわけだから、貸し出すためのお金を用意するための費用というものがかからないの。だから、その分金利が低い状態でお金が貸せるということね。それに対して、消費者金融は貸金業者で、預金を扱ったりしているわけではないから、貸し出すためのお金を調達することが必要なの。だから、その分金利を上げざるを得ないということになるのよね。
だけど、その分お金が返ってこないことがあっても他の業務にまで影響するということがないから、審査が柔軟にできるなどの面もあるから、こればかりはどこを選ぶかは好みによるところがあるわね。だけど、審査に心配がない初めての借り入れなら、銀行のカードローンを使うことで金利を抑えることができるわよ。
（⇒低金利カードローンのデメリットって？）
それから、銀行のカードローンなら手続きの時に行きやすいというのもあるわね。消費者金融を使うと明らかにお金を借りることがわかってしまうけど、銀行ならほかの用事でも行くことがあるから、お金を借りたりする時にも使いやすいというメリットもあるわね。
【参考ページはこちら】
カードローンの会社名についてもっと詳しく
貸金業者の商品と比較した場合の銀行カードローンのメリット
個人向けに提供されている無担保カードローンは、消費者金融や銀行、クレジットカード会社等の多くの業者が用意しています。担保も保証人も不要という事が共通しており、申し込む前の面倒な準備は必要がありません。その分金利は高く設定されていますが短時間審査が実施されており、急ぎのお金が必要な場合に便利な内容となっています。
（⇒カードローンの申込みに関するオススメ記事）
消費者金融やクレジットカード会社の無担保カードローンは、貸金業法という法律により規制されています。貸金業法は2010年に改正施行されており、総量規制というk足が新たに加えられています。総量規制とは借入総量を年収の3分の1以内に制限するというルールなので、消費者金融やクレジットカード会社の無担保カードローンは年収や他社借入残高により利用額に上限があるという事になります。
銀行カードローンのメリットは、この総量規制が適用されないという事です。銀行カードローンは、銀行法という貸金業法とは違う法律により規制されている事が、総量規制の対象外となっている理由です。二つの異なった法律により、一つの商品が規制される事がないようにするためです。
このために、銀行カードローンは年収や他社借入残高により、利用額が法律により制限される事はありません。信用情報が良好な場合は、年収の3分の1以上の金額を利用する事が可能です。
総量規制の対象外という事で、銀行カードローンの中には自分では収入を得ていない専業主婦が利用できる商品も用意されています。年収により利用額が制限されないという事で可能となっている内容です。配偶者の同意書や収入証明書も不要で申し込めるケースもあり、誰にも知られずに利用したい人に向けられた商品となっています。
消費者金融やクレジットカード会社が提供している商品と比較した場合に、金利が低いという点も銀行カードローンのメリットです。その分審査の難易度は高くなっているので、初期の段階での申し込みが有効です。
