給料が少ないので将来的に借りることもあるかなと思い、時々カードローンの広告なんて眺めてます。どれがいいかなとか思いながら見てるんですが、どこでも金利が幅で表示されてますよね。
これだと比較しようにも比較しにくいんですが、この幅の意味がよく分かりません。初心者なので分かるように教えてください。
審査で決まる限度額によって金利は変わってきます
カードローンは消費者金融でも銀行でも、必ず年利の幅で表示されています。このように表示しないといけないことになっているからなんですが、同じ形式であっても幅になっているので、確かに比較しにくいですよね。最高金利は低いのに最低金利は高かったり、またその逆だったり。でも仮に最高も最低もどちらも低いカードローンを見つけたとしても、実際にそこで借りた時の金利が他よりも低いとは限らないんです。
というのも、実際に借りたときに適用される金利は、審査結果の限度額によって変わってくるからなんです。つまり利息の額は、その人の限度額によっても変わってくるんですね。高い限度額で借りれた人には低い金利が適用されますし、低い限度額の人には高い金利が適用されます。
初めての申込みで最初から最高限度額で借りれる可能性は低いですので、通常は「実質年利A%からB%」と表示があるとすれば、最高金利のB%の方を参考にすればいいでしょう。
ただしこの年利によって決まって来る利息も、その利用の仕方次第ではまた変わってくるんですよ。普通は返済は毎月1回でその金額も決まっていますが、追加でもっと返済しても構わないんです。もしも通常の倍のペースで返済したとしたら、その分利息も確実に少なくなります。
またこのように延滞も無く返済していれば、近いうちに必ず増額の機会も訪れます。増額すれば適用される金利も低くなりますから、やはり利息は少なくて済むことになるんですよ。
このように、表示されている年利は利用次第で更に低くできるんです。どちらかというと年利は固定されたものとして考えるのではなく、自分で何とかする為の判断材料だと思った方がいいかもしれませんね。申込み時には「実質年利A%からB%」の最高金利のB%の方が適用されるということを前提に選ぶとしたら、利用時には「最低金利のA%を下回る金利にはならない」ことを前提に、借換えなどの判断材料としてはいかがでしょうか。
【参考ページはこちら】
複利の形を取ってるカードローンってあるの?
カードローンを利用するときの注意点は金利幅
カードローンを利用するときには、万が一に備える場合が多いでしょう。しかし、近年では利用のしやすさから、次の給料日までお金がなかったり、飲み会の代金や生活費といった利用目的で使う人が多くなっています。利用をするのは、若年層を中心とした男性が多いようです。初めて利用をする人は、不安や疑問が多いかもしれませんが、ある程度の知識をもっておくことでスムーズに借入をすることができます。
企業を選ぶときのいくつかのポイントを抑えておくと、企業選びにも迷うことはありません。企業を選ぶときには、審査スピード、認知度、安心感、金利といった項目があげられます。どれを重要視するかは利用者の状況や性格によってかわってくるでしょう。
しかし、お金が直接絡んでくる項目は金利です。金利と借入限度額をかけることによって、年間の利息を求めることができます。つまり、金利が高くなればそれだけ利息が高くなるということです。金利はできるだけ低いところを選ぶようにしましょう。
企業のホームページを見てみると、たとえば金利が4.9%から18.0%と表示されていることがあります。この金利幅の意味を知っているかでカードローンを有効活用できるかが決まるのです。金利は借入限度額によって決められることが多いです。
返済能力が高いと判断されれば、それだけ大きな借入限度額を設定してもらうことができるのです。大きな借入限度額が設定された場合には、金利が低く設定されます。4.9%という数字は企業の下限金利で、最高で4.9%まで金利がさがる場合があることを示しています。そのためには、企業が設定している借入限度額の最高額まで利用できる状態でないといけません。
企業を選ぶときには、上限金利のところを見るのが一般的です。4.9%から18.0%と表示してある場合には、18.0%を基準に考えましょう。その金利が他の企業よりも低いどうかを判断するといいでしょう。
(⇒カードローンを利用できる会社名に関するオススメ記事)