Q.複数の借入があって、その借金の返済に困っています。借換えをすれば楽に返せると聞きましたが、実際にどんなことをするんでしょうか?返済はどのくらい楽になりますか?

A.今とても返済が苦しいんだとしたら、借換えがいいのか、債務整理がいいのか、まずそのどっちがいいか考えた方が先かもしれないよ。というのも債務整理と比べると、借換えで楽になる度合いは意外と少ないからなんだ。

債務整理の場合、信用情報に登録されるなど、いくつかのデメリットはあるものの、それだけの効果は期待できる。条件によって、借金が大幅に圧縮されたり、全額免除されることも可能なんだ。そのため、返済が絶対に無理という人は、最初からこの方法を取った方がいいんじゃないかな。

債務整理と借換えが決定的に違うのは、借換えがあくまで全額返済を目的にするというところなんだ。返済は苦しくても、必ず完済するという意思や条件の整っている人でないと、借換えをしたところで、結局は債務整理をしなくてはいけなくなったりする。これでは二度手間だし、時間のロスにもなるよね。

このような判断のためにも、借換えがどの程度のものなのか、よく理解しておかないといけない。どの金融でも、おまとめや借換えの商品のあるところでは、借換えをすればとても楽になると宣伝しているけど、そのまま鵜呑みにするのは危険かもしれないよ。確かに、低い金利で借り換えることで、返済総額は少なくなるかもしれないよ。でも、それが返済している当人にとって楽だと感じることができるかどうかは、全く別の話。

月々いくらか返済額が減ったところで、ある人にとっては何も変わらないかもしれない。一方で、借換えでしっかり完済しようと意気込んでいる人にとっては、同じ金額でも楽になったと実感できるかもしれないよね。つまり、借換えやおまとめは、本人の意思や考え方によっても、その効果の程が変わってくる可能性があるってことなんだ。

いずれにしても、多少返済額が減ったところで、完済まで頑張らないといけないのは同じこと。最初は楽に感じても、段々息切れしてきて疲れてくる可能性だってある。そのため、少しでも金利の低いところで借換えることも必要だし、どの程度返済額が減って、完済までどのくらいの時間がかかるのか、自分でしっかり分かっておくことも大切だよ。

このようなシュミレーションは、それぞれの業者でもやってもらえるはずだけど、自分でも事前に大まかな計算は済ませておきたいね。また、その商品によっては、借換えをした後も借入のできるタイプもあるし、借換えた後は返済だけをしていくタイプのものもある。自分に合ったものをよく厳選して、完済を目指していきたいね。

あともうひとつ、気をつけておきたいのは悪質な業者の存在だ。あり得ないような低金利でおまとめや借換えを勧誘するような業者には、いくら心誘われても連絡を取らないようにね。そのためにも、通常の業者や銀行の最低金利についての知識は必要だと言える。事前によく調べて、自分でシュミレーション計算をお勧めするのには、そういう理由もあるんだ。

借金を借換えで返済する方法があるって聞きました

複数の会社から借入をしていて、その結果、現在は利息の支払いで返済が厳しくなっている。あちらこちらで借入している人に発生しがちな悩みです。

借入する時にやらないほうがいい、この数社からの借入ですが…借りちゃったものは今さら後悔しても仕方ありません。「借り換えっていう方法で借金が上手くできるって聞いたんだけど、これってホント?」

はい、あります。この借り換えによる返済は《おまとめ返済》とか《おまとめローン》というふうな言い方が一般には親しみがあるかと思います。この借り換えによる返済を申し込んだ会社が、本人の代わりに他の会社にある借金を完済して自社にまとめ、こちらで残りの借金を返済していくという方法です。

この場合のメリットはいくつかあります。まず、返済が1社にまとまったことで、返済がシンプルになります。それまでは●日はA社、△日はB社…と言うように、いちいち返済期日を気にしてチェックしていたのが、この会社への返済期日だけを覚えておくだけでいいので、振込忘れが防げます。

さらに、ひとつにまとめることで、これまで複数社に支払っていた利息もまとまって1カ所にとなるわけですから、その分支払う利息が今までよりも低くなる可能性が高くなります。

この借り換えを利用する場合、最初にするべきなのは、借り換えをお願いしようかと考えているその会社に、複数社の借金をまとめることで、返済への負担が本当に減らすことができるのかを確認することです。

特に3社、4社というように多くの会社から借入している場合、まとめたほうがいい借金とまとめないほうがいい借金と出てくるので、きちんと相談してから決めたほうがいいからです。

借り換えを利用して返済している時に気をつけるべきことは、「完済するために借入している」ということを忘れないことです。これを怠ると、結局は再び同じことを繰り返すようになります。完済するまでは、ひたすら返済に集中して、新たな借入をしないようにする強い心を持っていましょう。

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