個人事業主向けカードローンに申し込んだのですが、審査には通りませんでした…。
私みたいな個人事業主はなかなかぴったりのカードローンが無い為、この個人事業主のカードというのを見つけた時にはまさしく僥倖という奴でした。迷わず申し込んで今後の仕事の展開にも役立てよう…そう思っていたのですが、申し込み結果が残念なものになってしまって、落胆してしまいました…他にも事業者向けのカードはあるみたいですが、一度落ちてしまったせいですぐに申し込む気にはなれません。
この個人事業主向けカードローンに通らない理由というのは、何なのでしょうか？普通のカードローンと違うので、やっぱり落ちてしまった理由にも独特なものがあるのでしょうか？それさえ分かれば次回以降の申し込みにも役立てたいと思いますので、分かる方は是非教えて下さいませ。
落ちる理由というのは通常のカードローンとそこまで変わりません
個人事業主向けのカードローンというのは、確かに便利でございますね。個人事業主や法人ではカードローン利用用途も一般とは異なっておりますので、十分な限度額などを含めても事業主に向いているカードの方が良いというのは当然でございましょう。
そしてそんな独自のカードローンなら審査基準に関しても独特に見えますが、そんな事はございません。事業者向けのカードローンといっても、融資である限りは見ている点というのも大まかには同じである事もしばしばございます。個人事業主のカードローンと言っても種類がござますが、特に普通のカードローンと違いが少ない物ですと、審査基準というのも大きな違いを見せません。
年収及び過去の融資利用履歴というのが、やはり大いに関係しているのでございましょう。この二点に加えて希望した限度額が多すぎるなら、多少作るのは難しくなってしまいます。個人事業主という事でより多めの金額が欲しいところでございますが、行き過ぎた希望額というのは作りにくくしてしまうだけの事もしばしばございます。
また、個人事業主だと提出する書類などが少々特殊になってしまう事もございます。一般向けのカードなら希望限度額が一定以下なら収入証明が不要な事が多くなりますが、個人事業主向けのカードであれば、どんあ希望額でも確実に必要になってしまう事でしょう。これは、それだけ個人事業主の収入が安定しているかどうかが分かりにくい事に起因しているのでございます。
【参考ページはこちら】
カードローンの審査基準についてもっと詳しく
個人事業主カードローンが通らないはもう昔のことです
個人事業主カードローンが通らない理由は、収入が不安定だと思われているからです。個人事業主と自営業は収入が不安定だと昔からカードローンの審査が通りませんでした。だったらアルバイトは不安定じゃ無いのかよと言いたくなります。アルバイトは勤務先がしっかりしているから大丈夫だそうです。
個人事業主と自営業は波のある商売だからと、貸金業者はカードローンの審査を通しません。そして在籍証明になると、個人事業主は電話をすれば本人が出るから、在籍確認になりません。それで貸金業者は本当に収入があるのを証明の為にと、収入証明書を要求します。それを提出してやっとカードローンの審査が降ります。
（⇒在籍確認なしで利用できるカードローンってある？）
個人事業主は誰でもやって行ける商売じゃないから、貸金業者が貸そうとしないのも分かります。数少ない成功者の裏に数多い廃業者達がいる世界ですから、いつ廃業になるかわからない人に金は貸せません。
それで個人事業主の人達は事業主になる前の社会人のうちにカードを作り、退職した後は、カードをそのまま利用して、人によってはキャッシングして事業資金に回していました。本当は回したら駄目なんだけど、貸してくれろところが無いと仕方なくやっちゃいます。
しかし今ではそういう事業主向けに事業主ローンが出てきました。金利も消費者金融並みだから、高くは無いです。総量規制で貸せるところが無くなって来て、個人事業主が総量規制の対象外ということで融資の矛先が向かったみたいです。事業主向けらしく用途は事業に使ってもよく、それ以外は普通のカードローンとは大して変わりません。
そしてそういうことは消費者金融か信販系かと思えば今では銀行も個人事業主ローンを取り扱っています。くしくも銀行は事業資金に使っていいという条件以外は銀行のカードローンと同じです。
昔は個人事業主は本当に通りませんでしたが、今は総量規制外ということで金融界から注目を受ける業種になって、カードローンが当たり前のように借りられるようになっています。
